チップの適正価格について
海外でチップをそれとなく要求され、考えなしに渡して煮え切れない思いをした。
数円のお釣りを断って募金するとそれとなく心地よいと思った。
チップをその瞬間捨てちゃってもいいお金と定義して、
適正価格を推し量ってみようと思う。
以前、どこかで記事で年収÷2000があなたの時給という話を見た。
手段(例えば交通手段)を選別する際にそれがもたらす時間的な効果を
時給換算して、それをベースに安いか高いか判断せよというエントリーであった気がする。
例えば年収400万円ならば時給2000円になる。
新幹線と飛行機の時間差(福岡⇔東京間)はざっくり2.5時間
2.5時間×時給2000円>交通費用差 が成り立つならば飛行機を使うべきである。
○このロジックで釣銭を断る(≒チップを渡す)ことを考えてみる。
釣銭をもらって財布に入れる時間×時給>釣銭 が成り立つ範囲において
釣銭を断ることは有効だと考えられる。
ポイントは顧客はお金を渡した時点で、
釣銭額が確定しているので店員がレジを叩く時間も省略できるものとする。
何回かシミュレーションした結果の平均で6秒ぐらいかかる。
0.00166667時間×時給2000円=3.33円
つまり3円程度であれば、年収400万円あれば釣銭を断ってもいいことになる。
この考えを拡張するなら、1分節約できるなら30円
10分節約できるなら300円程度のチップを渡してもペイすることになる。
チップを渡して店員に顔を覚えてもらえて、いい席に案内してもらえることもあるだろうし、ちょっとした事務をしてくれるならチップ文化も悪くないように思えてきた。
次回からは君に10分の時間を期待している(or感謝している)という
モチベーションでチップを渡そうと思う。
※あれれ、Tポイントカードってペイするんだっけ、、、