~3日間の禁煙と3日間の断食~ どちらが辛いか?
幸いにも禁煙が1カ月以上続いています。
一方で、体重が+3kg増えてしまいました。。。
ちょうどいいので、3日間の断食をしてどちらが辛いか検証してみました。
両方とも3日間は日記をつけていたので、
それを振り返ることでどちらが辛いか評価してみたいと思います。
(画像出典:http://www.lifetime-weightloss.com/)
■禁煙3日間
>1日目
禁煙初日。朝起きてから30分おきにタバコの事を考える。
頭痛がして、脳みそに負荷がかかっているのを感じる。
「何かをしよう」と思うたびにタバコを思い出し、動き出せない有様。
>2日目
昨日よりかは少しマシな印象。
思考が散漫してしまい、思ったことを行動に移せない。
1時間おきにタバコが吸いたいという衝動がある。
眠気がひどい。
>3日目
飲み会を禁煙でしのぐことができた。
昨日より衝動は和らいだものの、頭が重いのは続く。
眠く、やはり思考に霞がかかっている感じがする。
■断食3日間
>1日目
思考が弱く、活力がわいてこない。
声が自然と小さくなる。
痛みの感覚が鈍感になっている印象を受ける。
>2日目
頭が鈍い。
お腹はもはや減らないものの、
見た目に疲労感が出てきた。
>3日目
今日で断食を最後にすると考えるとやや気が楽になった。
もはや体内に固形物はなく、体重は昨日と変わらなかった。
頭が鈍いのは変わらない。
■辛さを評価してみる。
振り返ってみると、、、、禁煙の方が辛かったです。。。
日記では伝わりずらいかもしれませんが、「何かしよう」と思う度にタバコが脳裏から離れなくなり、イライラしてしまうのが辛かったし、生産性もかなり落ちてしまいます。
禁煙も断食も初日が一番辛いのには変わりないですが、
断食は終わりがあるのに対し、禁煙初日はこの苦しみやイライラがずっと続くように感じ、これに絶望する側面が強い気がします。
ちなみに私のニコチン依存度はテスト(FTND)によると7点であり、
これは重度のニコチン依存と判定されます。
(依存度テスト:http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/31012.pdf)
実体験を以て言えることは
「重度のニコチン依存の人にとって、禁煙することは飯を抜くことよりも辛い」
ということです。
そして、この辛さは禁煙しようとした場合における失敗するリスクに直結します。。。実は多くの重度の喫煙者は自分は失敗することを予感し、不安の中で禁煙をしています。でも、見方を変えると断食より辛いのだから失敗するのも当たり前ですよね。
禁煙外来の先生曰く、
「失敗しても元の喫煙者に戻るだけです(笑顔)」
「100回失敗して、禁煙できない人はいません(超笑顔)」