もう給料は増えないかもしれないけど、悲観しなくてもいいかもしれない。
最近、今から5年後ってどうなってるのかが自分の中のテーマで、
いろんな本でインプットしてるんだけど、一方で知識がだだ漏れしてることに気づいてしまった。すごくもったいないので頭の整理、備忘録がてらアウトプットしていく。
(参照:http://www.huffingtonpost.com/2014/06/05/wages-too-low_n_5446577.html
表からわかることは生産性と給与の成長は1970年から乖離し始めてしまった。
もはや生産性と給与は比例しない。
生産性をあげることは価値のあることなのに、生産性があがると今まで価値であったものが価値でなくなるからだ。
経済古典によると、「価値を産むのは労働」ということらしい。
確かに機械の導入、表計算の導入、オフショア、そういったものは労働を無くすことや短くすることに繋がる。労働がなくなれば価値もなくなる。
言い換えると、
「労働を無くすという労働」には価値があるが、
結果としてもともとあった「労働」はなくなるので価値はなくなる。
効率化という労働によって一時的に企業は一時的に利益を確保できる。
一方で周りも効率化して、さらなる効率化を求められるのが普通である。
世の中が生産できるものは増えるが、同時に効率化も進行しているので必要となる労働は増えない、結果として給与も上がらない。もしかしたら今はそんな状況かもしれない。
マルクスは企業が利益率をあげるために資本における機械の割合をあげていく(効率化)ことによって、結果として企業内の人需要が減り、市場からはじき出される労働者がでると予想した。そんな労働者が増えていき、いつかその不満が爆発する。
それが彼が描いた資本主義崩壊のシナリオだったようだ。
恐ろしい。なんかこういう展開ありそうじゃねー と思ってしまう。
もしかしたら、給与は今後下がっていくのかもしれない。
でもさ、できることって増えたよね!効率化だけが労働だけじゃないよね!という話を書きたかったけど、長くなりそうなのでこのへんで。。。