ポーカー修行@マニラ ~バンクロール管理について~
気がつけばマニラ生活5ヶ月目を迎えました。
半年前からの自分のブログを見返してみると今となっては「?」と思われる内容も散見され、そういうことに気づけるようになったという時点で少しはマシになってきてるのかなと感じる今日この頃です。
掲題の件、
ポーカー自体のスキルも大事ですが、バンクロール管理の方がポーカーを続けていく上で重要だなぁーと最近思ったので、そのへんを周りの人の意見と自分の意見を組み合わせながら書いて見たいと思います。
まずは先輩方のご意見を拝借します。
"キャッシュゲームのバイインとポーカーBRのも比率ですが、 1-3や2-5で100bbMaxで打つなら1BI=300や500の20倍以上でいいけど 2-5の1500Maxや5-10のNoMaxで打つなら1BI=1500や5000~10,000の20バイ以上をBRに持った方がいい。"
"だから、2-5の1500Max打つ人のBRは最低$15,000以上必要で 5-10のNo Maxは大抵みんな5000~10,000くらいで入るからBRは20万ドル以上欲しい。"
社長@LasVegasのドン (@_shachou__) | Twitter
"プロでも負けが続くと1000BB負けることがある。
1000BB失って涼しい顔できるようなバンクロールが必要で、それができないならそのレートで打つべきではないんですよねー"
MASATO@マニラ (@masato987123) | Twitter
"キャッシュだったらバイイン額の100倍くらいかなー。バンクロール半額になると精神的プレッシャーがきつい。1カ月とかのスパンで考えるなら、1日3BIと考えて20倍くらいでもいいかもしれない"
ハジメ(マニラ在住ポーカーコーチ) (@philcasino) | Twitter
つまり、
バイイン額の20倍(短期)~100倍(長期)くらい必要ということを示唆しています。
バンクロール設定の根底にある意図は負けが混んだ時や勝ちが続いた時にメンタルに影響を及ぼし、正しいプレーがができなくなることを防ぐことです。
『賭けの考え方』にも書いてますが、一番やってはいけないのは負けを取り戻そうとレートを上げることです。バンクロール設定はこれを遠回しに回避するよう仕向けてくれるというメリットがありますし、反対にレートを下げる方向に仕向けてくれるという点でポーカープレーヤーのよき友と言ってもいいでしょう。
ちなみにマカオ、ソウル、マニラで1カ月ポーカーライフをしようとした時に必要なバンクロールは下記のようになります。※各国のミニマムレートベース
マカオ・・・3.2/6.4$ 必要バンクロール:12,800$/month
ソウル・・・1/2$ 必要バンクロール:4,000$/month
マニラ・・・0.2/0.4$ 必要バンクロール:800$/month
マカオはさすがに高いですね。覚悟・実力・バンクロール兼ね備えた人しかいけません。一方でマニラ、安いですね~ もう学生でも来れちゃいます。
親にはフィリピンに英語勉強しに行くと言って、修行しに行くしかないですね。
ポーカーをギャンブルという側面で見ると、低いレートは興奮も勝った時の喜びも高レートに比べると人によっては劣るかもしれません。一方でルールもゲームの構造も同じなので、スキルゲームという観点では十分に楽しいし、勉強になると私は思ってます。
この記事をマニラでバンクロールふっ飛ばして、
宿代踏み倒して夜逃げ帰国したYくんに捧ぐ。(連絡待ってます)
※直近の私の状況について
田中くんはさー、結構ポーカーしてるけど、稼げてない時点でアミューズメントポーカーだよねというご指摘を頂いて、アミューズメントポーカープロという称号を最近頂きました。年内にはポーカーマッチョを目指します。